クラウドサーカス株式会社が提供する、カスタマーサクセスマネジメントツール「Fullstar」を導入したお客様の事例をご紹介します。
今回は、レシる株式会社 代表 安楽 繁生様に取材をさせていただきました。
2016年、社名の由来になったデジタル領収書の受領・発行システムの開発・提供を行い、法人向けサービスにおける新規顧客獲得の難しさに着目して事業の方向を転換。法人向けサービスを提供する企業の新規事業支援やプロトタイプ開発などを行う。 現在では試験的に、法人向けサービスに特化したメディア「4b-media(フォービーメディア)」と「みんなのDX相談室」の運営を開始している。
ラボ:
今回、メディアの立ち上げと運営にFullstar(フルスタ)のフリープランを使われて、率直にいかがでしたか?
安楽様:
使いやすかったですね。ほとんどマニュアルや説明を見なくても操作がわかるようなサービスだなと感じました。
チュートリアルを表示させるために、タグの埋め込みも行ったのですが、Googleアナリティクスのタグ埋め込みと同じ感覚で、数分で完了しました。 ただ、HTMLやCSSの知識が全く無くて、「スクリプトタグって何?」という状態の方であれば、少し時間がかかるかもしれませんね。
ラボ:
チュートリアルを実装するまでにどれくらいの時間がかかったか、作成工数を教えて頂けますか。
安楽様:
実装するまでに、2時間はかかりませんでしたね。 最初はスクリプトタグの取得場所がわからず少し手こずりましたが、マニュアルを見てやり方を理解してからは特に問題はなく、「4b-media」にタグの設定をするのも、スクリプトタグを取得してから実装するまでで15分ほどでした。
チュートリアルの作成も非常に簡単で、操作するよりも、むしろ「どういうチュートリアルを作るか」という構成やデザインを考えるところに時間がかかりましたね。
ラボ:
チュートリアルの作成機能を持つ他のツールを使ったご経験はありますか?
安楽様:
御社の競合のような国産のサービスを使ったことはありません。フリーミアムですぐに触ってみることができる点は使いやすさのうえで大きなポイントでしたね。 もともとチュートリアルを作成できるサービスを調べていたのですが、すぐに使えるツールは少なく、Fullstar(フルスタ)は、触ってみて良し悪しを判断しできる点が魅力的でした。
ラボ:
今まで多くのツールを使われてきていらっしゃいますが、海外ツールと国産ツールの違いはありますか。
安楽様:
海外でも国産でも、直感的なUIで操作できるサービスが増えているので、その意味ではあまり差はないと感じます。
ただ、そういった直感的にカジュアルに使えるサービスではなく、実際にマニュアルやドキュメントを見てみないと使い方がわからないようなサービスだと、海外のより、やはり日本のベンダーさんのツールのほうが、圧倒的に使いやすいとは思いますね。
ラボ:
少人数で使える、工数を確保しなくて良いという点がフルスタのひとつの強みですが、特にどんな企業におすすめですか。
安楽様:
当社のようにプロダクトをローンチしたばかりの企業さんにおすすめだと言えます。
たとえば、新しいサービスをリリースしました、まだサイトに来る人数は少ない、でも、本当にマーケットにフィットしているのかどうかを把握したい、そんな企業に適していると思います。
当社の新しいサービス「みんなのDX相談室」にもFullstarさんを利用しました。チュートリアルを実装するために、エンジニアの工数を取ることができませんでした。そこに時間を割いてしまうと、コアになる部分の開発ができなくなってしまうからです。
エンジニアのリソースが無いけれど、ユーザーには、「使い方がわからない」という理由で離脱して欲しくない。もう一歩中に入って、本当にこのサービスを触ったときに、その良し悪しを察知して欲しい、と思うんですよね。
そういう意味では、プロダクトをローンチしたばかりの企業さんに向いているのではないかと思いました。個人的には、当社には向いていた、と感じています。
こういったツールを使わずにチュートリアルを実装することも可能ではありますが、間違いなく、デザイナーやエンジニアの工数として30~40万円はかかるのではないでしょうか。
やはり、無料ツールでここまでできるのは嬉しいですね。
※詳細の実装イメージはhttps://4b-media.net/fullstar/にて紹介されています