クラウドサーカス株式会社が提供する、カスタマーサクセスマネジメントツール「Fullstar」とチャットボット「IZANAI」を導入したお客様の事例をご紹介します。
今回は、株式会社ネモフィラ ISSO事業部 中澤玲様に取材をさせていただきました。
株式会社ネモフィラ
2007年の設立以来、Webサイト制作・プロモーション・メディア運営・アプリ開発・コンサルティングを軸としたWEBマーケティングを行う。2019年にオンサイト事業・DX事業を開始。社内向けに開発を開始したUI自動検証ツール「ISSO」が翌年2020年にJSSA日本スタートアップ支援協会主催ピッチコンテストにて優勝を飾る。2021年より本格的にニッポンのWEB業界へ広く展開を開始。
(左上:IZANAI内木場、右上:Fullstar橋口、下:中澤様)
今回IZANAIを導入するにいたっての解決したかった課題はどういったところですか?
内木場
中澤様
弊社のUI自動検証ツールISSOのユーザー獲得や販売拡大にあたって、複数のサイト(既存のLP・コーポレートサイト内のISSOのページ・契約したユーザーが訪れる管理ページサイト)すべてにおいてCVがなかなか取れていない状況でした。
原因を分析すると、集客やサイト内の回遊状況、コンバージョンポイントまでの導線に問題があり、早急に改善が必要だと感じました。ただ、どうしてもWEB制作のクライアント様を最優先する都合上、自社サイトへの対応は後回しになりがちでした。そんな状況を踏まえて、WEBサイト自体の変更作業は不要となるチャットボットを導入するのが良いのでは?という結論にいたりました。
前職でチャットボットの営業をしていたこともあり、見込み顧客の獲得に有効なツールであることは理解していましたので、そこから導入への流れは比較的スムーズに運ぶことができました。
IZANAIを他社と比べていただいていたと思いますが、それがどうだったのか、 チャットボットに造詣が深い中澤様がなぜIZANAIを選んで頂けたのかお伺いしたいです。
内木場
中澤様
ローンチしたばかりで予算を多く使えないこともあり、
①無料で試せる
②有料版でも価格帯が月額10万円以下
という条件でチャットボットを探し、さまざまなツールの資料をダウンロードしていました。
取り急ぎ無料で使えるチャットボットツールをコーポレートサイトに導入して試してみましたが、CVまではなかなかいたらなかったですね。さらに複数のチャットボットを無料でオウンドメディアなどに設置し、管理画面内の操作性や、チャットのシナリオを作る際の使い勝手などをチェックしました。IZANAIも無料で使えたのでまずは無料プランの利用を開始しました。
そんな中、御社のBowNowもそうだったんですが、使い勝手が非常に良いところが決め手でしたね。
IZANAIを導入する少し前にBowNowの無料版を入れていたので御社のUIが非常にわかりやすく使いやすいことは理解していました。先入観でIZANAIも使いやすいんだろうな、と思っていましたが、実際シナリオを作る作業や導入までの作業が、今まで触ったどのチャットの管理画面より「わかりやすい。使いやすい。修正がしやすい。」と感じました。
さらに、使っていく中で、「こんなことしたいな。あんなことできるな」とイメージが膨らんだのがIZANAIでした。シナリオ設定の高機能っぷりに橋口さんにも何度も「これでほんとに無料でいいんですか?」なんて話してましたが、有料になるとさらにできることが増えて顧客とのコミュニケーションツールとしての魅力が増しました。
また、複数のサイトで使えるというのもよかったです。複数サイトのユーザーとのコミュニケーションを一元管理したいという想いもあったので、1アカウントで3つのサイトに実装できるのは大きな決め手となりました。
内木場
中澤様
数時間ですね。
過去にチャットボット導入のためのチームで他社のものをトライアルで使ってみたのですが、複雑でなかなか設定が進まない…そんなトラウマがあって「IZANAIも他と大差ないだろうな」なんて思っていたのですが、他社サービスとは違い、非常にスムーズに設定できました。
内木場
中澤様
IZANAIでは、業界で話題になるようなシナリオチャットを作っていきたいと思っています。
このご時世でリアルの会話が少なくなっているため、サイト上での会話ができるとユーザーも楽しめるのではないかと思っています。ユーザーに会話体験を楽しいと思ってもらえたり、気持ちよく使ってもらえたりする工夫が必要なので、PDCAを回して改善をして、滞在時間を最大化できる話題性のあるチャットを作っていきたいです。
内木場
中澤様
そうですね サイトの中身がまだ足りず、今コンテンツを更新しているところなんですが、並行して、相乗効果を出していきたいです。Webサイトの更新は時間がかかるため、即時性の高いチャットボットの更新を行い、ユーザーの滞在時間を伸ばしたいと考えています。
内木場
橋口
中澤様
FullstarはISSOを導入いただいたお客様向けに使っていきたいと考えています。
チャットボットの活用は決めていましたが、チャットボットだけでは既存顧客へのアプローチとしては不十分だなと感じていました。SaaSなので解約防止をしていく必要もありますし、デモアカウントユーザーの離脱を防いでいく必要もあり、そこでFullstarを活用していきたいなと。
デモアカウントを使うユーザーが増えてきて、ユーザーが管理画面から離脱してしまうときに、ユーザーの心情の変化をしっかりキャッチしていきたいと考えています。逆にキャッチしないと解約防止にもならないし、サービス事態をもっと良くしていくことができません。
具体的には、Fullstarのチュートリアル機能で、どこでユーザーが離脱したか把握できるので、その推移を見ながら最適な顧客体験フローを構築していきたいと考えています。またアンケート機能や顧客満足度の測定を通し、離脱するユーザーの心情を定量的にも定性的にも把握できる仕組みを構築していく予定です。
また、Cloud CIRCUSの複数プロダクトを活用することでのシナジー効果を狙っています。 無料ですがBowNowとかFullstar、IZANAIを使うことで各サイト各ツールで吸い上げたユーザーのデータを統合分析して、ISSOを販売展開していく上で必勝パターンの確立ができたらいいなと思います。
橋口
中澤様
そうですね。導入後に自分が周りのスタッフに使い方を伝えないといけないので、ちゃんと伝えられるか、誰でも使いやすいUIなのかをじっくり確認する必要がありました。
確認する上で、既存の業務を遂行しながら、1ヵ月のみの無料トライアル期間だとなかなか時間が足りず…。また、期間が迫ってくるとだいたい営業の方から有料プランへの変更を促す電話がきて、なかなか導入に踏み込めなかったですね。
クラウドサーカスさんは有料のゴリ押しがなく、また無料期間の限定もないので、自分が納得してから決断することができました。無料段階で多くの機能が期間制限なしに使える上、有料にするとさらに使える機能や幅が増えるモデルは、検討を進めやすかったですし、担当として有料プランに切り替えたいと思うようになりました。 MAツールは既に他社のものを導入しているので、BowNowは無料プランでの継続をし、無料の中で使える範囲で利用をしています。
検討のしやすさがフリートライアルと比べて圧倒的にありましたね!
中澤様、インタビューのご協力ありがとうございました!
橋口